あなたの想いを残しましょう！遺言書・エンディングノートの書き方>秘密証書遺言の作成の方法

遺言の方式には、自筆証書遺言や公正証書遺言といった
一般に良く知られたものがあります。

その他、極めて稀な方式ですが、秘密証書遺言というものがあります。

誰にも秘密で遺言を残したい場合、秘密証書遺言の方式で遺言書を作成します。

作成の仕方は、遺言者が、遺言の内容を記載した遺言書に
署名・押印して作成します。

作成した遺言書を封筒に入れ封印をし、公証人役場に持っていきます。

そして、封書に公証人、証人２人に署名・押印をしてもらい、
自分の遺言書であることと住所氏名を申し述べます。

公証人が、封紙に遺言書を提出した日付と、申述した内容を記載し、
遺言者と証人とともに署名・押印をして秘密証書遺言が完成します。

遺言書を封印した後、公証人役場で手続きをするので、
遺言の内容を他人に知られることがありません。

しかし、公証人が遺言書の内容を確認できないため
、内容に不備があった場合は、遺言が無効となることがあります。

そのため、内容がちゃんと法律の規定にあうように作成する必要があります。